「馬鹿か!」と罵られる位ひつこく釣りに行った2003年もいよいよ釣り納めか!?多分今年101回目の船釣り。

日時 : 2003/12/30(火)18:00-23:30

場所 :蒲原沖 昭太郎君、しろうさんと3人で「大政丸」
あべ丸の見てよん!
国道1号線バイパスの蒲原付近を夜、車で通過していると、岸からほど近いところに船の灯りが煌々と照らされているのを見る事ができます。そうです。タチウオの美味しい季節がやってきました。今年は清水界隈があまり具合よく無く、蒲原が好調との情報で、由比出船の「大政丸」に行ってきました。

午後6時に由比港集合。出船してからわずか15分の蒲原沖は清水、沼津、由比の遊漁船が集結して30隻ほどすでに灯りをともしています。国道1号バイパスを走る車が見える、岸から数百mの近場でのかかり釣りです。大政丸には我々含めルアーの釣り人が4人、餌釣りは10人ほど乗船。船長の指示で、ルアー組は船の前方で、餌釣りの方々は胴の間より後方に釣り座を構えました。アンカーを打っての掛かり釣り。水深は95mと私たちルアー組にとってはやや深場。「餌の人は棚50m位から広く探りながらやって下さい」との船長のアナウンスがあったので、我々は更に広く、水深70m位まで落してから海面まで巻き上げて探ります。数投目で早くも巻き上げ中に「コンッ!」と当たります。うまく合わせてゲットした最初の獲物は久々のシルバーボディの本命、タチウオ。暗い水中から上がってきて、水面で船の灯りに照らされた魚体は神秘的とも言える美しさ。指3本くらいの幅の中型ながら良く引きました。この後もフォーリングで次々当たります。ほぼ毎回の当たり。しかしなかなかフッキング出来ず、3打数1安打程度の確率。10本くらいゲットできたところで新しい竿を試してみる事にしました。

前回の真鯛竿に続いて、自分で作った初めてのベイトルアー竿、夜にはえるブランクからグリップまで真黄色の名付けて「モンキースティック」。グラス無垢でグニャングニャンの柔竿です。どちらかというと、バスのトップウォータープラグの釣りに向いているようなアクションで、お世辞にもタチウオの繊細な当たりを合わせ易いとは言えませんが、当日の様に当たりが頻繁にある時はそれでも魚を掛ける事が出来ました。タチウオの当たりを感じたら、全身で仰け反る様にしてのフルパワーフッキング。これで掛かると快感ものです。根元から竿が満月に!!チョー楽しい!初めて手製のルアー竿でタチをゲット出来て最高でした。

最初にアンカリングしたポイントでは怒濤の5連発ゲットとかあったんだけれど、実は好調だったのはルアー組だけ。餌釣りはあまり当たらず、、1人1本とか、2本とか厳しい状況でした。これを見て、船長がポイント移動。より陸側の浅いところにアンカーを打ち直します。ところが餌もルアーも当たりが遠のいてしまい、、その後再度アンカーを打ち直しましたが状況は好転せず、沖上がりを迎えました。

タチの型は平均3本半。清水港内のよりふた廻り程度大きくて、オイシソーです。結果餌釣りで通したしろうさんは4本、ルアー組の私と昭太郎君は2人で40本くらいでした。

当日は風も無く暖かだったんだけれど、南東の方向から変な大きいウネリがきてミヨシの我々は大変。立っているのも大変だったのでミヨシでルアーのくせに座って釣っちゃいました。フォーリング中のPEラインも船が上下する度に糸フケしてしまい、当たりも大変とりずらい状況。昭太郎君は途中でゲロリそうに、、、ちなみに私は3本立続けに海面から抜きあげる途中でヨロけて魚をバラシてしまいました、、凪ぎであればもう少し釣果も伸びたかも。
餌釣りの方々は殆ど1桁釣果で、ちょっとキビシー感じでした。船長は『最初の良いポイントを動いちゃって悪かった』としきりに言ってましたが、他の餌釣りの方が釣れて無きゃ移動も当然。いずれにしてもルアーの方が圧倒的に有利な状況でした。

タチウオルアーのススメ。
今期は餌よりルアーの方が有利な様です。ルアーは難しいイメージがあるかも知れませんが、タチウオのルアーは『ミヨシで仁王立ち、遠くへルアーをキャストする鰹釣り』等とは全然違い、簡単に言うと、「ただ真下へジグを落すだけ。」座ったままでOKなので、私の様な中年のズボラなアングラーでも楽々です。当たりのほぼ90%は落し込み中にあります。この時は竿先に神経を集中させて、落ちて行くジグに「コン」とか「コツン」とか、あるいは急に糸がフケたり、下から突き上げてくるタチウオの当たりを感じたら竿を「ピシッ」という感じで合わせます。我々はこの釣りを「海のヘラブナ釣り」なんて言っています。
道具も安く揃えられます。初めて買うなら竿はイシグロの「誘い一徹」という短竿がお薦め。5,000円以下の値段で見た目は華奢ですが、感度も良く、不意の大物が来ても大丈夫。これはアオリイカ、コウイカ、マダイの船でのシャクリ釣りでも使えますので1本持っておくと大変便利です。もちろん、ブラックバスのベイト用ロッドの流用でも充分です。これにPEライン2号が200m程巻ける小型両軸リールを付けます。(スピニングリールでは落し込みの当たりがほとんど分からないのでダメです。)アブなら4000〜5000番クラス。(このクラスは中古で5000円〜8000円でよく出ています)シマノならアクシスの各タイプ、ダイワならミリオネア・ベイキャスティング・スペシャル等が向いています。注意すべき点は、あなたが右利きなら左ハンドル、左利きなら右ハンドルのものを選びましょう。これは利き腕で竿を常時もって、落し込み中に当たりがあったらスプールを利き腕の親指で強く押さえてそのまま素早く竿を上げて合わせる必要があるからです。PEの道糸の先にはショックリーダーとしてナイロン20号を10mほどつなぎます。リーダーがタチウオの歯に傷つけられです)
ルアーは80gを中心に、60g、100gも用意。形はオーシャンスタイルLDやエル・カーマス、スピードジグ、ビッグアイジグなど、まっすぐに落ちて行く、長くて真直ぐなものがどちらかというと良いようです。色はその時の当たりが色々あります。このところの蒲原では実は「赤金」が当たりました。が、定番の「真っ黒」は必ず一つ用意しておいた方が良いでしょう。(最初から真っ黒いのはあまりないので、マジックやペンキで塗ります。)針はとにかく鋭いものを。私はがまかつ「TREBLE19」の1や1/0等、大き目のバーブレスタイプをテイル、アシストに使っています。とにかくこれを良く研いで。研ぐのが苦手な人は毎回新品に替えて。これだけで断然釣果が違ってきます。(ルアーに最初から付いてる針じゃ、ダメですよ)
それでは皆さん、防寒対策に充分に。ライフジャケットを身に付けて安全で楽しい釣りを。

ヤッター!手製の竿、バナナスティックで初タチ!!     ミヨシでは立っていられましぇん。ゲロッてる訳じゃないんだよ。竿先に集中してます。

fumiさん親子。

しろうさん。

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