2月16日 土曜日 冬の夜に熱くなる! 清水忠兵衛丸 ルアー太刀魚釣り 2002年初のジギング!

「ジギングで太刀魚が好調。先週いい時は竿頭60本だった、、しかもレギュラーサイズで指4本クラス、1kg級もバンバン!」との情報で清水忠兵衛丸に初めて夜のジギングに行きました。友達の秋山君、初田君と夕方6時に清水港・袖師船溜りに集合。我々3人を含む総勢9名の乗合で午後6時20分頃出港しました。当日は数日間続いた寒さも緩み、風も無く絶好の夜釣り日和です。釣り場は興津川の東、「さった峠沖」です。10分も走ると現地着。既に7〜8艘の釣り舟が灯りを灯して餌釣りをしています。ルアーはどうやら清水忠兵衛丸のみの模様。7時前に水深40mのところで釣り始めます。9名のうち紅一点の中川さんは一人餌釣り。あとの人はルアーです。

「ルアーの人は底まで落として。餌の人は上から25m位でやってみようか。」浅沼船長のアナウンスで釣り開始です。昼間のルアーでは何度か経験があるものの夜の釣り方はわからないので浅沼船長と常連の市川さんに釣り方をレクチャーしてもらいました。
80gのメタルジグをフォーリングさせ、軽くサミングして竿先に神経を集中させます。「コツン」と当たったら強くサミングして止め、その直後軽く合わせると言う事です。アタリをフォーリング途中で取れないと釣れないとの事。ラインにテンションが掛かっていないとアタリがわからないので、ベイトタックルは必須です。(指先がかじかんでしまうので軍手をしていましたが、サミングする為に親指のところを切り取って使いました。汚れても洗えるし、高価な手袋より便利ですよ。)
開始して10分、ジグを落とし込んでいると、ラインがふけた!急いで合わせると本日初ヒット!小気味良い引きわ楽しめました。暗い海中からきらめいて上がってきたのはちょっと小ぶり、指3本サイズの太刀魚でした。その後「コツン」というアタリは時折感じますがなかなか合わせができません。言われたとおりリーリングの最中には全く当たりません。今日は先週と違って食いも渋いようです。船長によると魚探の反応は5mから40mまでびっしり。しかし当たりません。常連の市川さんは最初の30分間に20回位アタリを感じたとのこと。それでもなかなかフッキングに至りません。餌つりの中川さんにはコンスタントにアタリがあり、順調にヒットします。

秋山君にもヒット。初田君にもヒット!秋山君は水深45mで珍しい「ハゼ」までヒットさせました。しかしその後が続きません。そんな中、常連の市川さんはジグで順調にヒット!あっと言う間に2桁突破。近くに寄って教えてもらうと、やはり当たりルアーがあります。フォーリングのスピードが釣果に大きく影響するようで、沈下スピードは早目のものに分があるようです。今日はオーシャンスタイルLD(ロングダート)の80gが良いそうです。
そのうち船の灯りに太刀魚が浮いてきたので、3フィートの「マジカルスティック」にSINZO-BAITを付けて見釣りに挑戦。すると目の前で立ち泳ぎする太刀魚があっという間に3尾つれました。

恐るべし、SINZO-BAIT!                  初田君

常連の市川さん                             寒い夜はミルクがうまい!

その後はベイトタックルに持ち替えて釣りましたが、釣果は、ポツリポツリ。結局12時近くまで粘って沖上がりとなりました。常連の市川さんは20尾以上を釣って竿頭。私は7尾、初田君2尾、秋山君3尾、とかなり厳しい結果となってしまいました。餌つりの中川さんは15尾位、ルアーの平均釣果は7〜10尾程度。船中で100尾以上は釣れたと思います。型は指3本クラスが中心で、たまに4本指が混じる程度/SINZO-BAITで釣った以外は全てフォーリング中のヒットでした。

浅沼船長によると、「どこへいっても反応だらけでだが、群れが先週と入れ替わったのか、食いが悪い小型ばかり。反応の薄いところ薄いところを狙って流せば最初の一投位でヒットさせれば比較的良型なのだけれど、あっという間に小型の群れに囲まれてしまう。今日はとても難しい釣りだった。」との事。
夏場の昼間のジギングでは巻き上げ中にガンガン当たってきたのだけれどそれとは全く異質の釣り。
フォーリングのアタリだけをとる釣りは微妙で難しい。自分にも少なくとも30回以上のアタリが感じられました。これが8割位とれていれば、、、しかしこれは面白い!上手な人と下手な人の差がはっきり出ます。久々の新しい釣りにハマってしまいそうです。
「小さな太刀魚も数日間で大きくなり、安定すれば大食いするよ。」との事でしばらく釣況から目が離せません。
最新の釣況は清水忠兵衛丸 電話0543−67−2029へ。

ちなみに獲物はお刺身にしましたが一年でもっとも寒いこの時期の太刀魚は脂が乗って超美味。次回は1kクラスを釣ってみたいです。

P.S 同じ夜、清水港内でルアー釣りをしていた第一明徳丸の岩崎さんに聞いたところ、港内至る所でライズがあり、セイゴ、メバル、マアジが数釣り出来た!との事。いよいよ春近し、か?!

由比港では有名な中川さん                はぜ?! 秋山君

私の仕掛け
竿 エコクラブ マルチボート50−180・マジカルスティック
リール アブ5500C3※・バイオマスター1000
ライン PE2号・0.8号
リーダー フロロ10号・6号
ルアー スピードジグ、ファイタージグ、シーフラワー・SINZO-BAIT他

※ベイトリールにはエルゴパワーハンドルを付けています。
リーリングが全然楽になります。

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