5月1日(土)三保 マ−メイド endoさん、takaさんと。 イナダジギング&深場
5月1日(土)
ここしばらくの間、三保沖でイナダがルアーで釣れているとの情報を聞いていましたが、4月27日の暴風雨で大量の真水が流れ出し、海も泥濁り。29日に出船したボート「マ−メイド」のtakaさんはイナダ釣果無し。深場も具合悪く、2人でアカムツ1尾、ユメカサゴ3尾の釣果との事でした。続く30日もイナダの釣果が聞かれませんでしたが、5月1日は『ダメ元』でイナダジギング&深場のダブルヘッダーで出かけました。マ−メイドにtakaさん、endoさんと私の3人で乗船。朝6時半に出て、まずは三保沖の鯛場を目指します。takaさん曰く、前回より大分潮が澄んだとの事。
鯛場には連休とは思えない程少ない遊漁船。おそらく20隻に満たない感じで、「これはよほど釣れて無いのかな〜っ」と一抹の不安が、、しかし、鯛場の岸よりではトローリングの船が数隻。良く見てみると小規模なナブラが出ているではありませんか。それも半径500m程の範囲であっちにもこっちにも至る所に!しかもボートから10mそこそこの至近距離でも出る!
「もらったー!」とメタルジグ(ジャークスライダー1.5OZ)をキャスト。数秒のカウントダウンの後ジャークを入れながらリトリーブします。しかし、当たり無し。「ブシュン」「バシャン」「ピチャッ」気付けばあたり一面ナブラだらけ。イワシを襲って背ビレを露出してイナダが襲い掛かるのが目の前で見えます。ところが喰わない。
最初のヒットはendoさんでした。ナブラにジャストミートして喰ったとの事。しかし、数秒のファイトの後、残念ながらバラシ。この後も目の前でバコバコやっているのに全然カスリもしません。あんまり喰わないので35gの重量級でカッ飛ぶミノーの「ピンテール」にチェンジ。これの表層でのリトリーブに「ゴンッッ!」と待望の初アタリ。ところがこれもバラしてしまいます。周りには遊漁船、プレジャーボート入り乱れてキャスト、ジギングをしていますが殆ど当たっていないようです。
そして、takaさんのメタルジグにやっとヒット!バイオマスター5000のドラグをジージー鳴らせて素晴らしいファイト!思わずタモ網を振り回して「皆さーーん、掛けました!ここで掛かってますーー!」と大声で盛り上げました。「こりゃーイナダにしては引き過ぎ。もしや、ワラサ?」とも思われましたが、数回の激しい突っ込みの末、上がってきたのは1.8kg級の立派なイナダ。無事にタモ網に納まりました。
takaさん↓ 私はイナダ3尾。2.0kg、1.8kg、1.6kgと良型。ヒットルアーはビッグアイジグ60g。
その後endoさんのジグにも当たり。これも素晴らしい引き。ガンガン引いて楽しませてくれたのは1.8kg級のイナダでした。
残るは私だけ。しかしナブラを追っても追ってもラチがあかず、、どういう訳か全然喰わない、、たまーに当たりらしきものはあっても乗らない、、そこでボートを止めてバーチカルジギングに戦法を変更。ジグも60gにして一度底(30m)をとってからショートピッチジャークで巻き上げることにしました。これが功を奏して、底から5mの巻き上げの途中でゴンッ!とヒット。1回は大人しく水面に上がってきましたが、人影を見たからか、その後激しいツッコミ。PE1.5号を巻いたツインパワー4000のドラグが止まりません。やっと浮いてきたと思ったら再び突っ込む!「クウーッ!!最高〜っ!!」久々の青物の引きを存分に楽しみます。
幸いメタルジグのトレブルフックはテイル、アシストともガッチリフッキングしている様です。(実は最初はフロントにシングルフック1本だけだったのですが、あまりに掛からないのでタチウオ用のダブレトレブルフック仕様のジグに替えておりました。)
無事にendoさんの差し出すタモ網に納まったのは本日最大級、ジャスト2kgの良型イナダでした。その後同じジグのバーチカルジギングで2発ヒット。1.6kgと1.8kgの良型イナダでした。同じ頃、僚船の「セーヌ」でもイナダを船中5尾ほど捕ったたとの情報。
9時を廻り、日が高くなるとナブラも無くなってしまいました。暖かく、凪だったのでその後第2ラウンドの深海釣りに移動しました。
深海ポイントではendoさんにアカムツの400g級が一尾ヒット。そして
endoさんに1.5kgと1kg、takaさんに1.2kg、私にも1.6kgのアコウがヒット。
他ユメカサゴやギス等多彩な深海魚が飽きない程度に釣れ、楽しい一日が過ごせました。青物はいつまで続くかわかりませんが、イワシの魚影も相当濃い模様。遊漁船では4kg、6kgといった大物真鯛もジギングで釣れています。深海魚も相変わらず好調で、今後の状況に目が離せません。益々楽しみな三保沖です。
イナダジギングのヒント
どうしても表層で派手に繰り広げられるナブラに目を奪われて横にキャストしてしまいがちですが、それは氷山の一角にすぎません。そんな場所では魚群探知機を見れば必ず下層にも反応が出ているはず。
そして、表層で食べられているイワシは至近距離で見て、明らかに4〜5cmの小型でしたが、実際に釣れたイナダの胃袋からは写真の様に12〜13cmの大きめのカタクチイワシが出てきました。ジグのサイズを落す必要も無い様でした。 波平さん↓
幻を釣らせりゃ日本一!アカムツ!! 最後の最後にアコウゲット!
ライフジャケットを常時着用して安全で楽しい釣りを!
船を運転する人は、まず自分が模範となりライフジャケットの着用を!
貴方と貴方の魚を取り込んでくれる仲間の安全の為に、ルアーの針はトレブルもシングルも例外なく全てバーブレスで!