タチウオ&鯵!!

日時 : 2004/1/31(土)18:30-23:30

場所 :清水港内 なに丸 ルアー
1/31(土)18:30-23:30
1月31日。18時にマリーナに集合。鈴木、秋山、昭太郎、YUUの各氏と私の5人で「なに丸」に乗船。tamakiさんら2人乗船の僚船「TAMAKI 4」と2船7名で清水港内のルアー五目釣りに出かけた。
しばらく港内の夜釣りは御無沙汰だったので、様子が分からなかったが今回は港内での掛かり釣り、タチウオジギングをメインに考えての出船である。
真冬だというのに昼間はぽかぽか陽気であった。夜も風も無く、絶好の夜釣り日和。航程10分で真崎灯台の内側、航路を外れた水深26mラインの現場に到着。辺りには遊漁船が1隻、プレジャーボートが3隻ほど、既にアンカリングして集魚灯をともしている。北西の風がそよそよ、潮もそこそこ動いているようだ。我々も早速魚探の反応を確認しながらアンカーを打つ場所を捜す。良い反応のところに丁度ボートがくるように調整しながら投びょう。今回はインバーターライトシステムを2器ともして自力で魚を呼ぶ作戦である。最低1時間は粘って根気良くやる覚悟。「TAMAKI 4」も近くで釣り始めた。

タックルはいつものジギング用。PE2号にショックリーダー20号、ジグは80gのストレートタイプ。5人で一斉にジグを落し、フォーリングでの当たりに神経を集中させる。こんなに大勢でやることも少ないので5個のジグの上げ下げの効果にも期待がかかる。
しかーし。全然当たらない。5人+2人揃ってカスリもしないのである。ジグはただ空しく落ちて行くのみ。
エンジンを止めたまま消費電力の大きい魚群探知機を使っていると、バッテリーが上がってしまうので、「取り敢えず誰か1人釣る迄は魚探つけておくよ」と宣言。必然、エンジンは掛けたまま。素人船ではやはり電子機器が頼みの綱。魚探の反応もアタリも無しで夜の海に浮かんでいると意気消沈してしまう。その魚探。反応は出るのだ。上層にも下層にも良い反応が出る。ベイトフィッシュの群れらしき大きな反応も時折通り過ぎて良い感じである。
近くの遊漁船では餌釣りでヒットしているようで、時折大きな歓声があがる。
小1時間経過した19時過ぎ、「ヒットー!!」トモのyuuさんが叫ぶ。初ヒットだ。
思わず「バンザーイ!!」と叫んでしまった。それほど嬉しい船中1発目。テンリュウ ST-591 8LBS、柔らかでもバットにパワーのあるこの釣りの専用竿を気持良くしならせて上がってきたのは4本指幅サイズの良型。船中、盛り上がる。
ここでエンジンも切る。インバーターライトシステムなのでとても静か。
その後はしばしの沈黙。暖かいといっても流石に真冬の夜。指先は冷たくなってくる。

yuuさんの1尾目から30分、19:30すぎ、私のジグのフォーリング中、底付近で「ゴンッ!」と当たった。「来たよっ!」良い引きだ。初物なので慎重にリールを巻取る。5m程巻いて「あれっ?」何だか引きがタチウオっぽくない。もしや、、最近夜のジギングで時々掛かる真鯛の事が一瞬よぎった。かなりの重量級。yuuさんと同じテンリュウ ST-591が満月。水深10mを切ると横走り。ここからの抵抗が凄い。カルカッタ201XTのドラグが「ズルズル、ズルズルッ」と出て行ってしまう。頼む、バレないで。何とか上がってきた。ギラッと灯りに反射した。「タチだッ!」かなりの良型である。万が一を考え、タモ網ですくってもらうことにした。「タチって頭からすくえばいいんだっけ?」昭太郎君の言葉に、考えてみるとタモ網をタチウオで使った記憶が何年も前に一度しか無い。なんとかかんとか無事タモ網に収まったタチウオは「おーー、デカイ」と皆が賞賛するサイズ。私の指の幅で5本半、1.4kg、115cmの自己記録更新となった。凄く太っていてずんぐりタイプ。ポットベリーと言っても良い程であった。

この後全員気合いが入り、一生懸命ジギングしたが、どういう訳かカスリもしないので21時過ぎに港内各所の灯り廻りでのアジ狙いに転進。小型メタルジグやネジワームでアジ、ミノーでタチウオもヒットしてそれぞれがお土産を確保した。
結果5人で鯵(20cmクラス)×7尾、タチウオ×4尾、セイゴ×1尾、カマス×1尾の釣果であった。つい先々週は指2本半クラスが主流だった清水港内のタチウオも新しい群れが入ったか、大型の期待もできそうな予感。

ちなみに1.4kgのタチウオは刺身と塩焼きで家族6人の食卓に。私の母をして、「今迄で一番美味しいタチウオ」と言わしめた。寒くても美味しいお土産が期待できる真冬のタチウオ釣り。暫く「夜のお散歩」が続きそうである。

MY RECORD!!  115cm、1.4kg     YUUさん、船中1号のタチウオ。

 

鈴木さんはラパラCDでタチウオ!                   秋山君カマスちゃん。

太郎君もアジ!                       セイゴちゃん、も!これで3目。

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昼近くには凪いできて、本命の赤ムツにも出られそうでしたが、残念ながら中深場の道具は車の中。やっぱり道具はとりあえず船に積んでおかないとダメですねえ。

ライフジャケットを常時着用して安全で楽しい釣りを!

船を運転する人は、まず自分が模範となりライフジャケットの着用を!

貴方と貴方の魚を取り込んでくれる仲間の安全の為に、ルアーの針はトレブルもシングルも例外なく全てバーブレスで!