3月17日 月曜日 なに丸 寒くて釣りどころではありませんでした。
ところで夜のボート釣り、特にタチウオ釣りには欠かせないのが集魚灯。この集魚灯のとても便利なシステムを御紹介します。
なに丸も昔はポータブル発電機をボートに積んでいましたが狭いボート上でのあの振動、騒音、煙り、オイルの汚れに辟易しておりました。
その全てのデメリットをクリアする「インバーター蛍光灯システム」はIWAさん直伝。ステンレスのボウルをソケットが入る様にくり抜き、ソケットをビスで固定。これにボールタイプの蛍光灯、パルックボールYOU(22W、E26口径タイプ、ガラスクリア)をはめ込んだもの。ステンのボウルが傘となって明るさ倍増。電源はバッテリーにポータブルインバーターをつないで12ボルトから100ボルトに変換。これで無音、無臭で驚く程明るい(漫画が読めそうな)集魚灯システムの出来上がりです。パルックボールは消費電力も少なく、105アンペアのボイジャーのバッテリーならエレクトリックモーターでシーバスを2時間攻め、その後タチウオジギングで灯り2灯を付けても朝迄大丈夫。灯りだけつけるのだったら市販の車用のバッテリーでも一晩中ラクラク持ってしまいます。清水で岸壁でタチウオを狙う釣り人もよく発電機を使っていますが、環境にも人にも優しいこのシステム、丘っぱりにも是非お勧めします。
それから最近ボート仲間が増えてきて、夜のシーバスやアジの釣りについて質問を受ける事がありますが、ボート釣りでの秘けつは、「とにかく静かにポイントに近付くこと。」これにつきます。エンジンは少なくとも100m以上手前で止めて、必ずエレクトリックモーターを使う。ブラックバス釣りでは常識ですが、海でも同じことです。シーバスへの近道は、まずエレキを買うこと。ということはバッテリーも必要なので、ついでに「インバーター蛍光灯システム」も揃えてはいかがでしょうか。
今迄とは違う静かな夜釣りの世界が広がりますよ。それでは救命胴衣を常時着用し、安全に気を付けて楽しい釣りを!
ちなみに「インバーター蛍光灯システム」の材料費ですが、
1.パルックボールYOU(22W、E26口径タイプ、ガラスクリア)…電器店で1,750円程度
2.電球ソケット DIY店、電気店で2,000円程度
3.ポータブルインバーター DIY店、カー用品店で4,000円程度
4.バッテリー ボイジャーなら釣り具店で13,000円程度
5.防水型電気コード5m 電器店で1,500円程度
6.台所用ステンレスボール 金物屋で1,000円程度
7.ビス DIY店で100円程度