熱海 裕海丸 ワラサ釣り
今年のワラサ第一陣は相模湾に来襲!9月19,20日と真鶴沖で絶好調!船中20本以上続出!とのニュースを聞いて、9月21日土曜日に釣り仲間の秋山君と今期初のワラサ乗合に行って来ました。船はインターネットで情報を集めて、熱海港の裕海丸に決定。
朝2:00起床、2:30に静岡を出発、沼津経由で4:30熱海港着。既に港にはニュースを聞きつけて県内はもとより東京や神奈川、埼玉などこの時を待ちかねたワラサファンがあつまり独特の緊張感に包まれています。裕海丸は乗合10人で5:10出船。私と秋山君は船長の指示で左舷の中ほどに席をとります。まずまずの凪で釣り日和。釣り場は行程30分の真鶴半島南東沖。三ッ石からはわずか数百mのところです。6:00の釣り開始協定時間を前に神奈川、静岡の遊漁船が大集結。船は60〜70パイもいて、隣の船と竿が当たりそうな超密集状態。釣れそうな予感!朝一の爆釣を期待して8号ハリスを6m、針はヒラマサの11号のオキアミコマセ仕掛けを用意しました。ビシ(80号)とクッションゴム(2.5mmを1m)はセットで船で貸してくれます。今期初のワラサ釣りにワクワクしつつ、第一投。水深70m。船長の指示棚は底から9m。着底から2段階に分けてコマセを振り出し、9mで竿をホルダーにセットして当たりを待ちます。早速私の隣、右舷ミヨシの釣り人にヒット!が、惜しくもバラシてしまいました。直後に左舷トモの釣り人にもヒット!こちらは慎重なファイトの末無事ゲット!3kg級のレギュラーサイズでした。さー今だ!と一生懸命コマセを振りますが、当たったのはまたも左舷ミヨシの釣り人。同じく3kg級ゲットです。船中2本捕ったところで後が続きません。他の船を見ても全然釣れていません。付け餌もそのまま。外道としてお馴染みのソーダ鰹もフグも全然食わず、全く当たりなし。イヤーな予感が、、、そのまま8時過ぎまで沈黙が続きます。8:10ころ船長が仕掛けを入れさせた直後に突然「上げてー。」「初島周りで食い始めたので移動します」とのアナウンス。急いで仕掛けを上げると裕海丸含め多くの遊漁船が全速力で西へ走ります。20分ほどで初島の周りへ到着。水深は45〜50m。先に着いていた僚船ではすでに竿がしなっています。これはイケる!期待を込めて移動後第一投。ヒットーー!しかしまたも喰ったのは左舷トモの釣り人。左舷では胴の間の釣り人も竿をしならせています。すると自分の竿にも変化が、、、遂にやったか?!とおもいましたが、これは左舷の方にヒットした魚が私の道糸に絡んだだけでした。道糸をゆるめて反対側で上がった魚は3.3kgの本命、丸々太ったワラサでした。今だチャンスだ!と気合いを入れてコマセをまきましたが、そのあとはシーーーーーーン。ハリスの号数を落としてもダメ。まったく当たりが無いまま10:30に無念の沖上がり。
富士市の近藤さん、お見事、3.3kg。
結局当たったのは真鶴での朝一番の10分間と初島へ移動しての最初の10分だけ。この時合いを逃さずにゲット出来た釣り人だけが釣果を得るという、典型的な喰い渋り状態でした。裕海丸では船中10人で3〜4kgのワラサ5本、ソーダ鰹1本、ムロアジ2本。私と秋山君を含めて5人は丸ボウズという残念な結果となってしまいました。しかしシーズンはまだまだ始まったばかり。魚探の反応も濃いとの事で、今のところ日によって喰いの良い、悪いの波は大きいものの水温がもう少し落ちて(当日は25度前後)安定すれば再び爆釣する可能性大!次回のリベンジを誓って帰途につきました。
船宿名 裕海丸(ひろみまる)伊藤年秋 船長
電話番号 0557-82-4878(FAX共通)
当日の私の仕掛け
竿:ヘッドクォーターフォース8LBS
リール:ダイワS500W
道糸:PE6号
ハリス:8号6m→6号6m
針:ヒラマサ11号
ビシ:ステンカン80号(クッションゴム付きで裕海丸で貸してくれました。持参する場合ビシの大きさに制限があるので事前に確認必要。)
エサ:付けエサ、コマセともオキアミ(付け餌持参)
私と秋山君は丸ボウズでした。アタリも無し。キビシーーーーーー!!
あーー釣りてえ。